カフェなどでよく見かける紅茶「ダージリン、アールグレイ、セイロン」など名前は知っているけど、何が違うの?と聞かれて正しく答えることができますか?
今回は紅茶の分類の仕方をご紹介します。
ダージリンは地名だった!
ダージリンをはじめ、ほとんどの紅茶はその茶葉が取れた「地名」で名前が付けられています。
- ダージリン → インドの北東
- セイロン → セイロン島(スリランカ)
- キームン → 中国 祁門(きーもん)県
ダージリン紅茶とは、インド北東に位置するダージリン地方で摘まれた茶葉を使用した紅茶ということですね。
紅茶は育つ環境で大きく味が変わり、その土地それぞれの味わいや香りの違いを楽しむことができます。
また、同じ土地でも茶園ごとでも区別され、ひとつの茶園でとれた紅茶のことを「シングルオリジン」と呼びます。その反対は、複数のお茶を混ぜて作られた「ブレンドティー」と呼ばれます。
カフェなどでよく目にする「ダージリン」は、安価な「ブレンドティー」であることが多いです。ダージリン茶葉が10%に安いセイロン茶葉が90%なんてものもよくあります。
しかし、お茶専門店ならどこどこ茶園のいつ摘まれたものかの記載があるので調べてみましょう。
ダージリンの摘まれた時期による違いについてはこちらの記事をどうぞ。
じゃあアールグレイも地名なの?
アールグレイは地名ではなく、「ベルガモットで香り付けされたお茶」の総称です。
名前の由来については諸説ありますが、こちらの記事で詳しく記載しています。