お店で買った紅茶は缶やビンに保存しているかと思いますが、新しい紅茶を入れるときにこのまま詰め替えても良いのでしょうか。
紅茶屋さんがおすすめする、お茶缶のお手入れ方法を紹介します。
紅茶の缶は詰め替えて繰り返し使えるけど、ルールを守ろう
せっかく買った紅茶の缶、捨てるにはもったいないですよね。
缶は長く持つアイテムなので、捨てずに次の紅茶を詰め替えると環境にも優しく紅茶ライフを楽しめます。
さて、次の紅茶を詰め替えるにしても、缶のお手入れはどのようすればよいでしょうか。
こういった方も多いと思いますが、せっかく買った紅茶をおいしく飲むためには、保管の仕方も重要です。
結論から言うと、「お茶の系統ごとに缶を分ける」と「缶についた紅茶の香りを飛ばす」の二つだけ注意すればOKです。
お茶の系統ごとに缶を分ける
紅茶には、大きく分けて2つの分類があります。
それは、「フレーバードティー」か「ノンフレーバードティー」かです。
ダージリンや、イングリッシュブレックファーストティーは、香りのついていないピュアな紅茶そのもので、「ノンフレーバードティー」です。
一方でアールグレイや、マルコポーロなど、何かの香りがついている紅茶を「フレーバードティー」と呼びます。
この2つを混ぜると、香りが混ざって致命的なので絶対に避けましょう。
注意ポイント
フレーバーとノンフレーバーはなるべく缶を混ぜないようにしましょう。
[ノンフレーバードティーの場合]
メントール感の強いウバを除いて、缶に香りがつくことはあまりないです。
高級な紅茶であれば、ダージリンやセイロンのように地域ごとでお茶缶を分けたほうがおすすめです。
[フレーバードティーの場合]
フレーバードティーには、いろいろな香りがあります。
甘いバニラ系だったり、柑橘のアールグレイや、スパイスのチャイなど様々ですね。
香りが似たもの同士であれば、同じ缶を使っても良いでしょう。
例えば「アールグレイとオレンジティー」や「マルコポーロとバニラのフレーバードティー」などいろいろなパターンがあります。
なので違う香りの紅茶を購入した場合は、缶の香りを飛ばすか、新しい缶を用意することをおすすめします。
好きな香りの系統ごとに缶を用意したり、朝昼夜と飲むシーンごとに缶をつくっても楽しそうですね。
では次に、缶の香りの飛ばし方を紹介します。
缶についた紅茶の香りを飛ばす
容器に残った香りの飛ばし方は以下の方法がおすすめです。
- ふたを開けて1日放置
- お湯で軽くゆすぐ
[ふたを開けて1日放置の方法] オススメ!
缶の蓋を開けて1日放置するだけでもしっかりと香りを飛ばすことができます。
その際に、香りのついていない紅茶(安価なセイロンがおすすめ)をスプーン1杯ほど入れておくと、お茶本来の消臭効果により、匂いが消えやすいです。
もちろん、消臭に使った茶葉を飲むこともできます。
[お湯で軽くゆすぐ方法]
フレーバードティーのほとんどが、茶葉にアロマオイルを吹き付けて作られています。
そのため、熱湯で洗うとオイルが溶けて香りがきれいに落ちます。
しかし、金属製のキャニスターの場合は、水気を完全に取り切らないと錆の原因になるため、非推奨です。
おすすめの紅茶缶・キャニスターを紹介!
お店で購入した紅茶缶を使い回しても良いですが、ティーバッグを密閉したり、棚に整頓し管理をしやすくするためには、自分でお茶缶を購入したほうがティータイムが捗ります。見た目も使い勝手も良いティーキャニスターを紹介します!
mon・o・tone ティーキャニスター3個セット(Lサイズ・ホワイト) ※オリジナルラベル付き
ティールームに置いてあるような可愛い見た目のキャニスター。スチール缶でできているため軽くて丈夫です。中には内蓋が付いているので、密閉性が高く、お茶の香りを逃しません。茶葉が200gほど入る大きめサイズなので、どんな茶葉も淹れることができます。
KINTO (キントー) BOTTLIT キャニスター 300ml 耐熱ガラス 27681
ガラス瓶にコルクの蓋というシンプルかわいいキャニスター。サイズが3つあり、ならべてもおしゃれ。
中身がよく見えてかわいいので、お花がブレンドされた紅茶や、スパイスの入ったチャイをいれるとぴったり。紅茶以外にも色々入れられるて便利。
RareCi ガラス瓶竹蓋付きキャニスター気密収納容器金属ハンドルコーヒーティースパイスのための小さなガラス食品瓶とキャニスター (エルレンマイヤーフラスコ)
見た目がめちゃくちゃかわいいティーポットみたいなキャニスター。ガラス本体に木製の蓋でゴールドの取手がおしゃれ。蓋にシリコンが付いているためしっかり密閉できます。サイズが結構大きいので、お気に入りの紅茶をまとめ買いしていれておくと、毎日が楽しくなりそうですね。(ちなみにマリアージュフレールで茶葉を500gまとめ買いすると5%OFFで購入できます。)
詰め替え時には名前と日付を書いておくと便利
おうちにたくさんの紅茶がある方は、お茶を詰め替えた後、何がどの紅茶かわからなくなってしまいませんか?
付箋などで、「紅茶の名前」と「詰めた日付」を書いておくと安心です!
紅茶缶の内蓋に挟んだり、棚に貼っても可愛く使える下記の付箋がおすすめです。